引用元:DJIストア
2024年に新作発表され販売中のDJI社製「DJI Neo」はとても注目されています。
「最高速度は?」「飛行時間は?」「DJI Neo」に対応しているプロポについても知りたいでしょう。
DJI Neoについての詳しいスペックと共に日本での機体登録、飛行許可など航空法に触れない注意点もご紹介します。
DJI Neoのマニュアルのやり方も取扱リンクと共にお伝えします。
目次
最高速度も飛行時間も注目される「DJI Neo」とは
DJI Neoコンボ【57,200円】
引用元:DJIストア
2024年9月5日に発売されたDJI社製のドローンです。
「手のひらサイズ」といわれているように、85サイズに比べて多少大きなものです。
送信機を使用しなくても離着陸は手のひらから行えることでも評判です。
音声での操作もできます。
「AIトラッキング」「クイックショット」機能も期待値が高く、DJI NeoはスマートフォンやRCコントローラー、モーションコントローラー3、DJIgoggles3と送信機3に対応しています。
気になる最高速度は6 m/s(ノーマルモード)、最大飛行時間は約18分です。
離陸重量 | 約135 g | ||
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サイズ | 130×157×48.5 mm | ||
最大上昇速度 | 0.5 m/s(シネモード) 2 m/s(ノーマルモード) 3 m/s(スポーツモード) |
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最大下降速度 | 0.5 m/s(シネモード) 2 m/s(ノーマルモード) 2 m/s(スポーツモード) |
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最大水平速度(海抜付近、無風) | 6 m/s(ノーマルモード) 8 m/s(スポーツモード) 16 m/s(マニュアル モード) |
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運用限界高度(海抜) | 2000 m | ||
最大飛行時間 | 約18分(プロペラガード装着時は約17分) 各バッテリーごとに、ドローンは手のひらから少なくとも20回の離着陸を連続して実行し、撮影できます |
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最大ホバリング時間 | 約18分(プロペラガード装着時は約17分) | ||
最大航続距離 | 7 km | ||
最大風圧抵抗 | 8 m/s(スケール 4) | ||
動作環境温度 | -10℃~40℃ | ||
全球測位衛星システム (GNSS) | GPS + Galileo + BeiDou | ||
ホバリング精度範囲 | 垂直方向: ±0.1 m(ビジョンポジショニング使用時) ±0.5 m(GNSSポジショニング使用時) 水平方向: ±0.3 m(ビジョンポジショニング使用時) ±1.5 m(GNSSポジショニング使用時) |
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内部ストレージ | 22GB |
イメージセンサー | 1/2インチ イメージセンサー | ||
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レンズ | FOV:117.6° 焦点距離(35mm判換算):14 mm 絞り:f/2.8 フォーカス調整:0.6 m〜∞ |
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ISO感度 | 100~6400(オート) 100~6400(マニュアル) |
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シャッター速度 | 動画:1/8000〜1/30秒 写真:1/8000〜1/10秒 |
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最大静止画サイズ | 12 MP写真 4000×3000 (4∶3) 4000×2256 (16∶9) |
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静止画モード | シングル/タイマー撮影 | ||
写真フォーマット | JPEG | ||
動画解像度 | EISオフ: 4K (4:3):3840×2880@30fps 1080p (4:3):1440×1080@60/50/30fps EISオン: |
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動画フォーマット | MP4 | ||
最大動画ビットレート | 75 Mbps | ||
対応ファイルシステム | exFAT | ||
カラーモード | ノーマル | ||
EIS(電子式映像ブレ補正) | RockSteady、HorizonBalancing、安定化機能オフに対応しています |
安定化機能 | 1軸メカニカルジンバル(チルト) | ||
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機械的可動範囲 | チルト軸:-120°~120° | ||
操作可能範囲 | チルト軸:-90°~60° | ||
最大制御速度(チルト) | 100°/秒 | ||
角度ぶれ範囲 | ±0.01° | ||
画像傾き補正 | ドローンで撮影された映像の補正に対応しています。 ライブビュー補正は、ゴーグル使用時のみ使用できません。 |
検知タイプ | 下方ビジュアルポジショニング | ||
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下方 | 高精度ホバリング範囲:0.5〜10 m | ||
動作環境 | 下方: 20%を超える拡散反射率を持ち、非反射性の識別可能な表面(壁、木、人など) 十分な明るさのある環境(照度 > 15ルクス、通常の室内照明条件) |
映像伝送システム | O4 | ||
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ライブビュー品質 | DJI RC-N3送信機を使用した場合:最大1080p/60fps DJI Goggles 3およびDJI RC Motion 3/DJI FPV送信機3を使用した場合:最大1080p/60fps |
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動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz 5.170~5.250 GHz 5.725~5.850 GHz |
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伝送電力(EIRP) | 2.4 GHz: <26 dBm (FCC) < 20 dBm (CE/SRRC/MIC(日本)) 5.1 GHz: < 23 dBm (CE) 5.8 GHz: <26 dBm (FCC) < 14 dBm (CE) < 26 dBm (SRRC) |
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通信帯域幅 | 最大40 MHz | ||
最大伝送距離(障害物、電波干渉のない場合) | FCC:10 km CE:6 km SRRC:6 km MIC(日本):6 km |
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最大伝送距離(障害物はなく、電波干渉がある場合) | 強い干渉(都市部の景観):約1.5~3 km 中程度の干渉(郊外の景観):約3~6 km 軽度の干渉(郊外/海辺):約6~10 km |
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最大伝送距離(障害物があり、電波干渉がある場合) | 弱い干渉と建物などの障害物がある場合:約0~0.5 km 弱い干渉と木々などの障害物がある場合:約0.5〜3 km |
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最大ダウンロード速度 | Wi-Fi:25 MB/s | ||
最低遅延 | DJI RC-N3送信機を使用した場合:約120 ms | ||
最大動画ビットレート | 50Mbps | ||
アンテナ | アンテナ×2、1T2R |
プロトコル | 802.11a/b/g/n/ac | ||
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動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz 5.725~5.850 GHz |
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伝送電力 | 2.4 GHz: <20 dBm (FCC/CE/SRRC/MIC(日本)) 5.8 GHz: <20 dBm (FCC/SRRC) < 14 dBm (CE) |
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有効動作範囲 | 50 m |
プロトコル | Bluetooth 5.1 | ||
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動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz | ||
伝送電力 | <10 dBm |
容量 | 1435 mAh | ||
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重量 | 約45 g | ||
公称電圧 | 7.3V | ||
種類 | Li-ion | ||
電力量 | 10.5 Wh | ||
充電温度範囲 | 5℃~40℃ | ||
充電時間 | 双方向充電ハブ(最大充電電力60 W)を使用する場合:約60分(3つのバッテリーを同時に0%から100%まで充電) 機体を直接充電する場合(最大充電電力15 W):約50分(0%から100%まで充電) |
推奨充電器 | DJI 65W ポータブル充電器 USB PD規格対応 充電器 |
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入力 | 5 V、3 A 9 V、3 A 12 V、3 A 15 V、3 A 20 V、3 A |
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出力(充電) | 5 V、2 A | ||
充電タイプ | 3つのバッテリーを同時に充電 | ||
互換性 | DJI Neoインテリジェント フライトバッテリー |
推奨microSDカード | 外部SDカードによるストレージの拡張には対応していません |
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最大動作時間 | モバイル端末を1台も充電していない場合:3.5時間 モバイル端末充電時:1.5時間 |
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動作環境温度 | -10℃~40℃ | ||
充電温度範囲 | 5℃~40℃ | ||
充電時間 | 2時間 | ||
充電タイプ | 5 V、2 A | ||
バッテリー容量 | 2600 mAh | ||
重量 | 約320g | ||
サイズ | 104.2×150×45.2 mm | ||
動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz 5.170~5.250 GHz 5.725~5.850 GHz |
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伝送電力(EIRP) | 2.4 GHz: <33 dBm (FCC) < 20 dBm (CE/SRRC/MIC(日本)) 5.1 GHz: < 23 dBm (CE) 5.8 GHz: <33 dBm (FCC) < 14 dBm (CE) < 30 dBm (SRRC) |
DJI Neoに対応する互換性があるプロポ
DJI RC 2送信機
最大駆動時間 | 約3時間 | ||
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充電時間 | 約1.5時間 | ||
重量 | 約420g | ||
サイズ | 操作スティック未装着時:168.4×132.5×46.2 mm(長さ×幅×高さ) 操作スティック装着時:168.4×132.5×62.7 mm(長さ×幅×高さ) |
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互換性 | DJI Air 3、DJI Air 3S、DJI Mini 4 Pro、DJI Neo |
5.5インチの内蔵フルHDディスプレイが搭載されている軽量のDJI RC2は、快適なグリップ感となめらかな操作性で長時間でも快適に使用が実現されます。
内蔵アンテナと外部アンテナがそれぞれ2個ずつ搭載されており、最大20km先からでも低遅延で鮮明な映像が受信できます。
DJI RC-N3 送信機
最大駆動時間 | 約3.5時間 | ||
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充電時間 | 約2時間 | ||
重量 | 約320g | ||
サイズ | 104.2 × 150 × 45.2 mm | ||
互換性 | DJI Neo、DJI Mini 4 Pro、DJI Air3 |
ホルダーはモバイル端末を固定し、モバイル端末のDJI Flyアプリから高解像度のカメラ映像をリアルタイムで見ることができます。
DJI RC-N2 送信機
DJI Air3に付属されている送信機です。
お持ちであれば、互換性がありますので利用できます。
DJI RC Motion 3
DJI Goggles 3と組み合わせて使用する際、このDJI RC Motion 3でARカーソルを操作して、ゴーグルの画面上のメニューを操作ができるなど注目アイテムも互換性があります。
多機能で軽量化されています。
モデル | TKM03 | ||
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重量 | 約118g | ||
動作周波数 | 2.4000~2.4835 GHz | ||
伝送電力(EIRP) | 2.4000~2.4835 GHz: < 26 dBm (FCC) < 20 dBm (CE/SRRC/MIC(日本)) |
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最大伝送距離(障害物、電波干渉のない場合 | DJI Avata 2とDJI Goggles 3を併用時: FCC:13 km CE/SRRC/MIC(日本):10 km 電波干渉および障害物のない屋外環境での測定値です。上記のデータは、各基準下での復路のない片道飛行で最も遠い通信範囲を示しています。飛行中は、常にゴーグル画面に表示されるRTHに関するリマインダーに注意してください。 |
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動作環境温度 | -10℃~40℃ |
DJI FPV 送信機3
重量 | 約240g | ||
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サイズ | 165×119×62 mm | ||
動作時間 | 約10時間 | ||
充電時間 | 約2時間 | ||
互換性 | DJI Avata 2、DJI Goggles 3 |
ノーマルモード、スポーツモードに加え、新たにマニュアルモードが搭載されています。
マニュアルモードは、洗練されたスキルを習得したい上級パイロットにおすすめのモードです。
飛行許可など航空法に触れないための注意点
DJI Neoの機種登録
引用元:DJI Neo - この手から舞い広がる、新たな創造性 - DJI
現行では100g以上の重量があると機体登録をしなければなりません。
機体登録は航空法における義務ですから、必ず飛行までに行いましょう。
DJI Neoの機種登録をするためには、DIPS2.0のアカウントを作成する必要があります。
ドローンの登録方法はどれも同じですので、以下をご参照ください。
▼▼「ドローンの機体登録のやり方・費用・更新方法・しないとどうなるか?システムが進まなくてできない場合の解決策まで分かりやすく紹介!【国土交通省参照】」▼▼
リモートID設定
リモートID装置の搭載義務もDJI Neoにあります。
こちらも重量が100gを超えているからです。
DJI NeoについてはリモートIDが内蔵されていまので、機体登録が終わったら紐づけを忘れないようにしましょう。
▼▼「リモートIDとは?登録方法や確認方法や費用や免除・特定区の届出方法まで紹介!】▼▼
飛行禁止空域の確認
ドローン規制(法律) | 航空法 | 民法 | 小型無人機等飛行禁止法 |
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規制されていること | ・空港周辺での飛行 ・地表から150m以上上空での飛行 ・人口集中地区(DID地区)での飛行 ・緊急用務空域での飛行 ・夜間(日没後)の飛行 ・目視外飛行 ・第三者、第三物から30m以内の飛行 ・イベント会場上空 ・危険物の輸送 ・物件投下(ドローンから物を落とす) |
・土地所有権を侵害する可能性 | ・国会議事堂 ・内閣総理大臣官邸 ・皇居 ・空港 ・原子力発電所 ・外国公館 ・防衛関係施設 |
「航空法」「民法」「小型無人機等飛行禁止法」は特に注意しましょう。
DJI Neoに限らずドローンの飛行には規制があります。
飛行禁止区域は上記のルールで定められていて、守るべきものです。
飛行禁止区域に指定されている空域を飛行させたいという場合は、それぞれの管轄に相談し、許可を取る必要があります。
制限される飛行方法の確認
人口集中地区(DID)の上空での飛行など、制限される飛行方法というものがあります。
確認するためには、と都道府県や市区町村の条例内容、国土地理院が発表している空域、航空法が手教している情報などを確認します。
ドローンの規制や制限は、これからも情報がどんどんと更新されていくはずです。
最新情報を必ずチェックしつつ、安全な飛行に繋げていきましょう。
▼▼「ドローンの特定飛行とは?資格との関係性や許可申告方法や特定飛行以外まで紹介!」▼▼
記録保持の義務
飛行や整備、改造の記録などをまとめる飛行日誌は、特定飛行をする場合は義務となっています。
作成だけでなく、携行、保管も義務となっていて、特定飛行をしない方にも推奨されているもの。
記録保持は、遅延なく作成する必要があり、不備が認められた場合は航空法違反になります。
▼▼「ドローンの飛行日誌は必須?義務?書き方やエクセルなどのテンプレートダウンロードサイトやおすすめ飛行記録無料アプリを紹介」▼▼
DJI NeoでFPVマニュアルモードのやり方(取説リンク有り)
FPVでのマニュアルモードは、DJI goggles 3またはDJI goggles N3と送信機3を使用すると可能です。
ゴーグル画面にある「設定」→「制御」→「送信機」と進みます。
こちらでMモードを有効にできます。
スロットルが自動で再センタリングしないようにするためには、送信機の背面にあるねじで調整します。
▼▼DJI Neoのマニュアルモードのやり方(取説リンク)▼▼
https://sekidorc.com/pdf/DJI_Neo_UserManual_jp_v1.0_240905.pdf