ドローンについて調べていたり聞いたりしていると「無人航空機UAV」という表記を見ることが少なくありません。
「いえ、以前よりも無人航空機UAVの表記は見る機会が少なくなっている」と感じる人もいるでしょう。
無人航空機UAVとは何か、それはドローンとの違いがあるのか読み方と共に解説いたします。
一般的には同じ意味だといわれていますが、区別して使われることもある無人航空機UAVとドローンについてもご紹介します。
目次
まずはUAV(unmanned aerial vehicle)の読み方は?
無人航空機を指す「UAV」の正しい発音は (unmanned aerial vehicle「アンマンド エアリアル ビークル」)です。
発音は以下を参考にして聞いてみましょう。
▼▼Google翻訳でcheck▼▼
https://translate.google.co.jp/?hl=ja&sl=ja&tl=en&text=unmanned%20aerial%20vehicles&op=translate
短縮系では「ユーエーヴイ」です。
無人航空機?UAV?ドローン?同じ?違いはある?
一般的にはUAVとドローンは同意で無人航空機を指すことが多い
まず、無人航空機=UAVです。
そしてUAVはドローンの一種ですので、無人航空機という大きなくくりでいえば同類。
しかし一般的には無人航空機(UAV)とドローンは同意で使われることが多くなっています。
UAVという名称をよく見るのは、研究発表や論文などです。
ちなみに「unmanned aerial vehicle」は、「人が登場しない航空機」ですから、ドローンと同じであることが分かります。
「通称がドローン」と説明する方も多いのです。
ドローンとUAVを区別して使われるのはどんな時?
ドローンとUAVが同意であるのは一般的、「別々なのでは?」と疑問を抱くのもおかしくありません。
現在一般的に同意になりつつありますが、区別して使われるケースも失われていないのです。
区別をはっきりとされるのは、遠隔操作なのか自立操作なのかという点です。
最近よく話題に上がるドローンショーをみると、プログラミングによって制御されていることが分かります。
ドローンはプログラムによる自立操作であり、UAVが遠隔操作を行うという意味が含まれるのです。
余談ですが、マルチコプターという名称が使われる場合もあります。
マルチコプターとは、3枚以上のプロペラを持つ総称で、ドローンが当てはまることもあります。
日本でUAVからドローンに呼び方が変わったのはなぜ?
もともと日本では「マルチコプター」や「無人航空機(UAV)と呼ばれていました。
それが2015年に首相官邸で起きたドローン墜落事件を境にして、「ドローン」という呼び名が一気に浸透したのです。
報道によって「首相官邸にドローンが墜落した」というワードを耳にするようになったことがきっかけ。
また、世界に目を向けてみるとドローンという名称が一般的に使われるようになった出来事があります。
2010年に開発発売したのは、Parrot社の「ParrotARDrone」による影響です。
▼▼ドローンの歴史はいつから始まった?発明国や日本での発明者や歴史など紹介▼▼