ドローンレースとは?始め方や必要資格・機体価格や2024年の国内外の主なドローンレースを紹介【賞金情報有り】
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世界中でドローンが注目されていますが、ドローンは物を運んだり撮影をしたりするだけではありません。

ドローンレースが国内外で行われており、大きな賞金をかけて楽しまれているのです。

ドローンレースについて、始め方や必要な資格、機体の価格と共に2024年の国内外の主なドローンレースについてご紹介します。

日本ではまだ競技人口は少ないようですが、すでに世界では大勢の方が注目してドローンレースに興じています。

ドローンレースとは?

誰でも楽しめるエアスポーツ

ドローンレースとは、無人航空機と呼ばれるドローンを使って飛行技術や機体お性能を競い合うエアレースです。

体格も関係ない、男女差は必要ない、力も不要、年齢も気にすることなく誰でも楽しめるエアスポーツだといわれています。

レーサーはドローンの操縦者です。

決められたコースを周回し、ラップタイムもしくは合計タイムで競うのですが、良い結果を出すためには操縦技術を身に付けなければなりません。

レースをするドローンによっては、機能重視であったりスピード重視であったり色々です。

レースが行われる時は、操縦席とコースとで分かれて始まります。

操縦席からレーサーは操縦をします。

会場については、屋内だったり屋外だったりするので、それぞれのメリットやデメリットを知って選ぶようにしましょう。

ちなみに屋内レースの場合は、天候の影響を受けにくい反面、コースが狭い場合がありますし、屋外の場合はコースが広くなるものの天候の影響を受けやすくなります。

ドローンレースは大きくわけて2種類

ゴーグルの有無によってレースは分けられます。

ゴーグルをつけないレースを「目視レース」と呼び、そうではないものを「目視外(FPV)レース」と呼ばれます。

もう少し詳しくみていくと、ドローン機体の大きさや重量などによっても異なります。

目視でのドローンレースは、肉眼で見ながらドローンを操縦し、障害物を下げるなどしてゴールを目指します。

目視外FPVドローンレースと呼ばれるものは、ゴーグルを着用してカメラから見える映像お活用して操縦します。

操縦者はまるでドローンと一体化したように、空中に浮かんでいるような感覚になって楽しめます。

また、ドローンが100g未満の小型ならば航空法の規制対象外になりますが、100g以上となると国土交通省へのか許可申請が必要です。

ドローンレースの始め方と必要資格

ドローンレースの始め方

ドローンレースに出場するためには、まず機体の登録を国交省にしなければなりません。

機体の登録は航空法によって義務付けられていますので、レースへの出場が決まる前にも登録は必要です。

屋外でのレースならば、飛行許可を国交省から得ます。

場所によっては必要がないケースもありますので、必ず確認して必要ならば飛行許可を取りましょう。

その前にドローンの購入を検討しましょう。

ドローンレース用の機体があり、相場は1万円程度から10万円ほどです。

ドローンレースに出場するために必要な資格

必要な資格は、目視外FPVドローンレースの場合に当てはまります。

第4級アマチュア無線技士という資格を取得しましょう。

「5GHz帯」という電波を使用しており、そのためにはアマチュア無線4級以上の免許の取得が必要です。

その流れで無線局の開局も忘れてはいけません。

アマチュア無線局の開局は1~2ヶ月程度完了までかかるので早目に行いましょう。

ドローンレースにおすすめの機体と価格

【ARRISHOBBY】BETAFPV Cetus Pro(19,600円)

メーカー ‎ BETAFPV
ブランド ARRISHOBBY
製品サイズ ‎9 x 7.9 x 3.2 cm; 200 g
製造リファレンス ‎LITERADIO
ミラー調整 リモコン
商品の寸法 9 x 7.9 x 3.2 cm
商品の重量 200g
ASIN B0B1536V2K

初心者向けのレース用ミニドローンです。

33gと超軽量で、初心者さんやトレーニングをしたい方に適したタートルモードと3つおパワーモードによって、FPVドローンレースを楽しめます。

【WALKERA】Rodeo 110 + DEVO7(26,000円)

ブランド ‎ワルケラ(WALKERA)
特徴 高応答性
対象年齢 大人
付属コンポーネント 送信機
商品の重量 200g
制御タイプ リモコン
メディアタイプ microSD
リモコン あり
商品の寸法 12長さ×10幅×6高さcm

レース入門用のマイクロドローンとして活用されています。

ドローンレースに参加するための要素は全て含まれていると同時に屋内レースでも屋外レースでも対応可能です。

極小ドローンですが軽量の3枚羽によって各モーターの推力を生み出しパワーは十二分に感じられます。

【DJIFPV】DTS Q220 ESC 30A(63,953円)

機体仕様 ‎NEW Q220
フレーム 220mm
モーター ブラシレスモーター(2205-2350Kv)
ESC 30A
プロペラ 5040 CW&CCW ブラック
フライドコントローラー F3
ジャイロ 6軸
受信機 DSM/SBUS/PWM/PPM対応可能
送信機 >=6CH 2.4Ghz対応可能
映像ソリューション 5.8G画像転送、OSD、カメラ付き
機体 3Kカーボンフレーム
バッテリー 3Sと4Sリポバッテリー兼用(30C、1000mAh以上のリチウムイオン、XT-60プラグ)
飛行時間 4-10分(使用されているバッテリーにより異なる)
重量 約406g(バッテリーを含まず)
速度 最大150km/hを超える(5045プロペラ、1300mAh、4S、70Cリポバッテリーで測定されたもので、実際の飛行環境や条件により異なる)

ドローンレース上級者向けの機体だといわれています。

経験豊富な方、ますます技術を磨きたい方へ特別にラインナップされたドローンです。

FPVレース用ドローンで真のマスターを目指せます。

2024年の国内外の主なドローンレース

【2024年3月30日】水中ドローンレース みずドロFUN 2024【兵庫県南あわじ市】

引用元:水中ドローンレース みずドロFUN 2024

淡路じゃのひれアウトドアリゾートでは、中学生以上を対象とした水中ドローンレースを開催しました。

口内唯一の水中ドローンレースだそうで、なんと賞金総額は20万円と子供たちには嬉しいものでした。

ドローンレース開催企業 水中ドローンスクール兵庫淡路校
賞金 総額200,000円
開催日 2024年5月30日
イベント概要・料金 ★公式ホームページ:水中ドローンレース みずドロFUN 2024
★タイムスケジュール(じゃのひれ教室)≫
11:00 受付開始・練習タイム
12:00 開催のご挨拶、ルール説明
12:10 レーススタート
14:50 結果発表・表彰式
閉会のご挨拶・記念撮影

≪雨天時のタイムスケジュール(志知教室)≫
■午前の部
10:00 受付開始
10:30 開催のご挨拶、ルール説明
10:45 レーススタート
11:45 結果発表・表彰式
閉会のご挨拶・記念撮影

■午後の部
13:00 受付開始
13:30 開催のご挨拶、ルール説明
13:45 レーススタート
14:45 結果発表・表彰式
閉会のご挨拶・記念撮影

★参加費:無料
※水中ドローンレースは中学生以上対象です。

【2024年3月30日】プログラミングドローンレース2024【岐阜県恵那市】

引用元:プログラミングドローンレース2024

岐阜県の上矢作体育館で行われたのはプログラミングドローンレースです。

小学生限定チームで出場し、初めて操縦する子どもでも優勝が狙えるように工夫されたレースです。

ドローンレース開催企業 株式会社ROBOZ
賞金 調査中
開催日 2024年5月30日
イベント概要・料金 ★公式ホームページ:
★タイムスケジュール
9:00受付
9:30開会式
10:30説明・練習ラウンド
12:00お昼休憩
13:00決勝ラウンド
14:40ドローンショー
15:00表彰式
★参加費:600円/1チーム

【2024年4月13日~10月20日】JAPAN DRONE LEAGUE 2024【日本各地】

引用元:JAPAN DRONE LEAGUE 2024

一般社団法人JAPANドローンリーグが設立したドローンレースです。

2024年は一年を通して7回のレースを企画しています。

最初に行われたのは4月13日、この日のドローンレースはF9選考会で日本代表を選出するためのものでした。

それぞれのレースについて詳しくご案内いたします。

ドローンレース開催企業 一般社団法人JAPANドローンリーグ
賞金 調査中
開催日 2024年4月13日~10月20日
イベント概要・料金 ★公式ホームページ:JAPAN DRONE LEAGUE 2024
★ROUND1
・4月14日予選・決勝
・参加費用
レースエントリー10,000円
ボーダーレンタル1,200円
ボーダー購入5,500円
・見学無料
・会場→北海浜多目的球技場
※2024年度F9U日本代表選手選考レースの1つ
★ROUND2
・5月19日予選・決勝
・参加費用
レースエントリー10,000円
ボーダーレンタル1,200円
ボーダー購入5,500円
・見学無料
・会場→三郷スカイパーク
★ROUND3
・6月16日予選・決勝
・参加費用
レースエントリー10,000円
ボーダーレンタル1,200円
ボーダー購入5,500円
・見学無料
・会場→チュプチニカ
★ROUND4
・7月21日決勝
・参加費用
レースエントリー10,000円
ボーダーレンタル1,200円
ボーダー購入5,500円
・見学無料
・会場→大森山公園
★ROUND5
・8月18日予選決勝
・参加費用
レースエントリー10,000円
ボーダーレンタル1,200円
ボーダー購入5,500円
・見学無料
・会場→ふるさとかもがたプラザ
★ROUND6
・9月8日予選・決勝
・参加費用
レースエントリー10,000円
ボーダーレンタル1,200円
ボーダー購入5,500円
・見学無料
・会場→貝塚市立ドローン・クリケットフィールド
★ROUND7
・10月20日予選・決勝
・参加費用
レースエントリー10,000円
ボーダーレンタル1,200円
ボーダー購入5,500円
・見学無料
・会場→川田公園

【2024年5月18日】2024ワールドカップイタリア【イタリア】

引用元:FAI

参加国は20という世界を巻き込んだ大きなドローンレースです。

世界のトップクラスのレーサーが競い合い、テクノロジーとスキルの限界を超える先駆的なイベントです。

ドローンレース開催企業 FAI
賞金 調査中
開催日 2024年5月18日
イベント概要 ★公式ホームページ:FAI
・予選ラウンドは1レース8名で行われ、各レースのベスト4が次のラウンドへの出場権を獲得し、それ以外のパイロットは脱落する。
・予選を勝ち抜いた32名のパイロットが決勝に進む。これは1レースにつき4人のパイロットが同期して行われ、1/8ファイナル、クォーターファイナル、セミファイナル、ファイナルが行われる(合計16レース)。上位2名が次の決勝レースへの出場権を獲得し、それ以外のパイロットは敗退となる。
・決勝戦は、英語の解説者付きでFAIのYouTubeチャンネルでライブストリーミングされる。
各大会では、参加者の順位に応じてポイントが配分される。競技者のワールドカップ合計得点は、ベスト3の競技結果(得点数)の合計となる。
・ワールドカップ・ランキングの最上位者には、2024 e-Drone Racing ワールドカップ・チャンピオンの称号が授与され、上位3名にはCIAMメダルとディプロマが授与される。また、その他の賞品が授与される場合もある。

【2024年8月4日】第2回ドローンアスレチックレース2024【大阪府大東市】

引用元:第2回ドローンアスレチックレース2024 | DFDA

ドローンレースは加点式となっており、タスクをクリアすることで高いポイントを奪取します。

「一般社団法人 ドローンみらい推進協議会」が主催しているドローンレースで、2024年は開催2回目となります。

ドローン初心者でも優勝を狙えるような工夫をされており、技術だけでなく戦略も駆使しなければなりません。

ドローンを持っていない方でも、主催者が用意する機体を使用するので問題なく参加できます。

ドローンレース開催企業 【運営】
ドローングランプリ2024実行委員会
一般社団法人 ドローンみらい推進協議会(DFDA)
【主催】
一般社団法人 ドローンみらい推進協議会
賞金 【一般部門】
1位30.000円分ギフトカード
2位10,000円分ギフトカード
3位5,000円分ギフトカード
【学生部門】
1位ドローンセット
2位10,000円分ギフトカード
3位5,000円分ギフトカード
開催日 2024年8月4日
イベント概要・料金 ★公式ホームページ:第2回ドローンアスレチックレース2024
★タイムスケジュール(じゃのひれ教室)≫
開場/8:30
競技開始/9:30
閉会/18:00
受付/8:30~9:00(9:15)
★参加費:学生:1,000円/一般:3,000円 /一般観覧者:500円(参加者関係者無料)
★開催場所:大阪桐蔭アリーナ

【2024年10月31日~11月3日】2024 FAI WORLD DRONE RACING CHAMPIONSHIP【中国】

引用元:FAI

世界ドローンレース選手権が中国の広州で開催されます。

チャンピオンの称号と多額の賞金を目指してレースが行われます。

各代表チームには少なくとも女性が一人は含まれていなければならないなど、参加するためにはルールがあります。

2024 FAI 世界ドローンレーシング選手権は4回目の開催です。

ドローンレース開催企業 FAI GLOBAL PARTNERS
賞金 優勝賞金260万円、賞金総額3000万円
開催日 2024年10月31日~11月3日
イベント概要 ★公式ホームページ:FAI

・ドローン レーシングは、女性と男性の両方に優れてチャンピオンになる平等な機会を提供します。
数機 (一度に最大 6 機) のラジコン マルチローター モデル航空機が、閉回路上で最速を競います。
・使用されるドローンは重さ 1kg 未満のマルチローター航空機です。これらには、パイロットが着用するゴーグルにリアルタイムのビデオ画像を送信する車載ビデオカメラが装備されています。これにより、サーキット周辺の小型航空機を制御できるようになります。
・ドローンは時速 160 km (時速 100 マイル) を超える速度に達することがあり、パイロットには超高速の反射神経が求められます。
・サーキットにはゲートやその他の障害物があり、パイロットは最速でゴールラインに到達するためにそれらを乗り越えなければなりません。
・イベントは屋内でも屋外でも開催できます。
・各レースの所要時間は通常約 3 分です。
・各レースの勝者はその後のレースで互いに競い合い、最終ラウンドで総合チャンピオンを決定します。

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