【2025年最新】水中ドローンメーカーや機体おすすめ比較一覧(必要資格や規制・比較的安い機体まで紹介)
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ドローンは空中を飛び回るだけではありません。

水中ドローンという分野も伸びていて、撮影や点検などの手助けをしています。

こちらで、水中ドローンメーカーと共に機体のおすすめ比較一覧をご紹介します。

どんなメーカーやどんな水中ドローンを開発販売しているのか確認してみましょう。

比較的安い機体もお調べしました。

また、水中ドローンを操縦するための必要な資格や知っておくべき規制などお伝えします。

水中ドローンの役割

最も一般の方に知られているのは水中撮影かもしれません。

ドローンにカメラやLEDライトを搭載することで映像の受信が可能です。

また、水中での深度や方位、機体の傾きなどの情報はすぐに確認することが出来ますから、点検業務にも使われています。

フライトコントローラーやジャイロコンパスア、圧力センサー、推進器の搭載によって制御を行えます。

今後は、機器の拡張から幅広い用途活用に向かっていくでしょう。

また「スマート漁業」「スマート養殖」の分野への期待も高まっています。

2種類の水中ドローン

水中ドローンは2種類で分けることが出来ます。

「ROV(Remotely Operated Vehicle)」と呼ばれる陸上や船上から遠隔操作を行い、水中でドローンを動かすものと、「AUV(Autonomous Underwater Vehicle)」という遠隔操作はなく、ドローン本体が自律的に全自動で水中を航行するもの。

「ROV」は、撮影や調査、点検、作業などを行う際に多く活用されています。

海洋開発や環境保護だけでなく、災害対策にも役立つでしょう。

「AUV」は、マルチビーム音響測深機やサイドスキャンソナーなどの調査機器を搭載することで、海底地形や知識などの観測や探査を行えます。

水中ドローンを操縦するために必要な資格は?

特別な資格がなければ水中ドローンを操縦してはいけない、ということはありません。

しかし、民間資格が普及していて、知識や操縦技術を身に付けることが出来ます。

一般社団法人日本水中ドローン協会が行っている、水中ドローン安全潜航操縦士認定講習を受講すると、優れた技能と知識を身に付けられます。

▼▼水中ドローン安全潜航操縦士認定講習についてはコチラ▼▼
https://japan-underwaterdrone.com/

水中ドローンに対する規制は?

水中ドローンの操縦に特別な資格が必要ないように、使用を制限するような規制や法律はありません。

空を舞うドローンには航空法などを守る義務があります。

水中ドローンの場合は、特別な規制や法律がなくても「港則法」「海上交通安全法」に対する関わりの部分があることも。

港や海上で水中ドローンを使用する際は注意しましょう。

▼▼港則法について(海上保安庁)▼▼
https://www.kaiho.mlit.go.jp/08kanku/tsuruga/kocho/pdf/070401_01.pdf

▼▼開場交通安全法について(海上保安庁)▼▼
https://www.kaiho.mlit.go.jp/safety/cat/2hourei.html

水中ドローンの選び方

用途によっても選び方は変わります。

撮影をしたいというのならば、カメラの質にはこだわりたいところ。

4k撮影が得キルのか、解像度は高いのかなどチェックしてみましょう。

また、水中ドローンを使用する際は短時間で終了ということは少ないようです。

最大での稼働時間についても考慮していると使用する時に安心感があります。

会場でのこまめな充電は難しいところがありますから、バッテリー重視と考えてもいいでしょう。

また、点検や測量をする場合にもいえることですが、水中ドローンによる最大水深も気にしてください。

初心者向けの比較的安い機体などは最大水深が15mほどということも多く、プロ用にもなると最大水深は100mに及びます。

目的や用途にあわせて選びましょう。

水中ドローンメーカー

FullDepth

引用元: FullDepth

水中ドローン(ROV)の開発や販売を行う日本国産メーカーです。

産業用水中ドローンは、機動力や耐久性、利便性を追求した本格的なものだといわれています。

FullDepthでは、自社水中ドローンを活用して深海プロジェクトも進めています。

営業時間 10:00~18:00
定休日 土・日曜日・祝日
電話番号 03-5829-8045
メールアドレス 問い合わせフォーム  https://fulldepth.co.jp/contact
公式サイト FullDepth
主な水中ドローン DiveUnit300
所在地 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目8−4 東日本橋1stビル 2階
地図・アクセス

広和株式会社

引用元: 広和株式会社

深海ロボット特殊機器を製作している会社です。

広和は海洋調査や研究で多数の実績を誇っています。

営業時間 調査中
定休日 調査中
電話番号 03-3253-3161
メールアドレス メール  rov@kwk.co.jp
公式サイト 広和株式会社
主な水中ドローン 水中TVカメラロボット
所在地 〒101-0038 東京都千代田区神田美倉町12
地図・アクセス

QYSEA(シー・エフ・デー販売株式会社)

引用元:シー・エフ・デー販売株式会社

QYSEAの日本での販売店。

産業用から個人用とまで水中ドローンの製品を取り扱う会社です。

「FIFISH」シリーズを開発しているメーカーとして有名でもあります。

営業時間 調査中
定休日 調査中
電話番号 052-249-6606
メールアドレス お問合せフォーム  https://www.cfd.co.jp/biz/other/biz-inquiry-list.html
公式サイト QYSEA(シー・エフ・デー販売株式会社)
主な水中ドローン FIFISHシリーズ
所在地 〒460-8315愛知県名古屋市中区大須三丁目30番20号 赤門通ビル
地図・アクセス

Blue Robotics(株式会社チック)

引用元:Blue Robotics

水中ドローン、ロボット、それらを管理や制御するためのシステムを開発そして販売している会社です。

水中ROVなどの価格はリーズナブルで、初めての方でも喜んで使用できるものです。

(チックはBlue Roboticsの正規代理店です)

営業時間 10:00~16:00
定休日 調査中
電話番号 022-738-7828
メールアドレス お問合せフォーム  https://www.chick-fun.jp/contact_form/
公式サイト 株式会社チック
主な水中ドローン Blue ROV2スタンダード
Blue ROV2プロ
所在地 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目9−13
地図・アクセス

Deep Trekker

引用元:https://www.deeptrekker.com/

カナダになるメーカーで、水中遠隔操作車両とロボットを開発販売する会社です。

過酷なミッションに耐えられるような設計で簡単に深海を調査できるように目指しておられます。

営業時間 9:00~17:00
定休日 調査中
電話番号 +15193423177
メールアドレス お問合せフォーム  https://www.deeptrekker.com/contact-us
公式サイト Deep Trekker
主な水中ドローン DTG3 ROV
PIVOT SMART
PIVOT EXPERT
PIVOT NAV
REVOLUTION ROV
REVOLUTION NAV
所在地 155 Washburn Dr, Kitchener, ON N2R 1S1 カナダ
地図・アクセス

炎重工株式会社

引用元:炎重工株式会社

最先端の制御技術を使って、水上ドローンやカメラの研究や開発、販売を行っているメーカー。

昼夜や天候に関わらずに、人の補助として水上ドローンが作業を行います。

営業時間 9:00~18:00
定休日 土・日曜日・祝日
電話番号 019-618-3408
メールアドレス お問合せフォーム  https://www.hmrc.co.jp/contact/
公式サイト 炎重工株式会社
主な水中ドローン Marine Drone
所在地 〒020-0633 岩手県滝沢市穴口57−9
地図・アクセス

Powervision

引用元:Powervision

北京に設立されたメーカーで、水中ドローンや水面ドローン、インテリジェントな魚群探知ドローンなどを独自のアイディアで展開しています。

拠点は北京ですが、東京での事業展開も行っていますので、そちらの情報を記載いたします。

営業時間 調査中
定休日 調査中
電話番号 042-319-6799
メールアドレス メール Support.japan@powervision.me
公式サイト 炎重工株式会社
主な水中ドローン PowerDolphin
PowerRay
PowerSeeker
所在地 〒206-0033 東京都多摩市落合1丁目15−2
地図・アクセス

おすすめの水中ドローン(用途別)

【釣りや海産物の生育調査(魚群探知機搭載)】Powervision| PowerDolphin (112,200円)

画面サイズ ‎ 2インチ
付属機能 GPS機能付き、魚群を探知・ポイントを探知/記録・釣り竿をつかわない釣り体験、水中地形図の自動作成・ GPSよる自動航路巡航、水上と水中の両方を撮影可能 220°ダブルジョイント式可動カメラ、水上、水中の様々な角度から撮影
ブランド名 ‎パワービジョン(Powervision)
メーカー ‎パワービジョン(Powervision)
製品型番 PDW10
接続方式 ワイヤレス
素材 プラスチック
梱包サイズ 60 x 29.8 x 25.6 cm; 6.14 kg

最大4.5m/sの高速航行が可能で、4kカメラによる132℃の超高視野角を実現した水中カメラです。

最大800mのワイヤレス操作範囲となっており、ダブルビューカメラが備わっています。

▼用途▼
釣りでの魚探
水中構造物の点検
水中調査
レジャー

▼PowerDolphin ドローンの利点▼
高画質で滑らかな水中動画を撮影可能
長距離移動が可能
魚群探知やベイト投下など、釣り向けの機能が充実
VRゴーグルで水中映像を3Dで楽しめる
引き釣りや地形計測など、他社製水中ドローンにはない機能が搭載されている (PowerDolphin Proのみ)

▼PowerDolphin ドローンの欠点▼
価格が高い
操作に慣れが必要
バッテリー持続時間が短い

▼総評▼
PowerVision PowerDolphinは、高画質で多機能な水上ドローンです。釣り、水中探査、レジャーなど、様々な用途に活用できます。価格は高めですが、水中映像を存分に楽しみたい方におすすめです。

【水中撮影・点検業務】TCHASING社|CHASING M2S(448,800円~479,600円)

サイズ 380×267×165mm
重量 4.5kg
バッテリー 97.68Wh
最大深度 100m
最大速度 1.5m/s

CHASING M2の後継機でパフォーマンスが進化しています。

水中を自由に進化した機能性で働きます。

産業用水中ドローンでは、対象物との距離を保つディスタンスロックソナーや視界を広げるための外部LEDなどを使えば、作業ニーズが高まります。

水に入らずに簡単に水中観察ができます。

▼用途▼
水中調査・点検
海洋研究・環境調査
捜索・救助活動
エンターテインメント・レジャー

▼CHASING M2Sの利点▼
CHASING M2Sは、優れた操作性、高解像度カメラ、拡張性、耐久性を兼ね備え、幅広い水中作業や撮影に適した高性能な水中ドローンです。

▼CHASING M2Sの欠点▼
CHASING M2Sの欠点は、コストが高く、バッテリーの持続時間が短いほか、操作習熟に時間がかかり、強い潮流や視界不良時には性能が制限される点です。

▼総評▼
CHASING M2Sは、最大深度100mまで潜水可能な高耐久性と、全方向移動を実現する8基のスラスターによる抜群の操作性、暗い水中でも鮮明な映像を撮影できる4K UHDカメラと高輝度LEDライト、さらにロボットアームや水中センサーの取り付けが可能な拡張性を備え、専門的な水中調査や点検から海洋研究、捜索活動、そしてレジャーとしての水中探検まで幅広い用途に対応するため、初心者からプロフェッショナルまで満足できる性能と使い勝手を提供するだけでなく、コンパクトな設計による持ち運びやすさも兼ね備えた、まさに「水中の世界を自由に探求する」ための理想的なパートナーとして、自信を持ってお勧めできる画期的な製品です。

【水中撮影・点検業務】TCHASING社|CHASING X(未発表)

引用元:CHASING X | CHASING 水中ドローン|チェイシング|国内初認定パートナー

サイズ ‎810×636×453×
最大深度 350m
最大速度 最大4.5ノット、側方2ノット
バッテリー 10000Wh
電源 バッテリー/C-SPSS(オプション)
稼働時間 最大2H、通常時
使用環境 水中
動作温度 -10℃~45度

海の産業革命を目指して開発された水中ドローンです。

現在までの仕様はこれから変更になる可能性があります。

販売展開は今後ですので、期待して待ちましょう。

業界最高水準4.5ノットの航行速度、そして独自開発によるOctoDrive推進システムによる360度全方向移動が可能です。

撮影機能も高精度で、4k高画質、180度の広角視野を実現しています。

自律運航昨日はAIを活用する予定だそうです。

▼用途▼
インフラ点検:港湾施設や洋上風力発電所、推力発電所などの構造物の点検。
水産業支援:養殖場のモニタリングや設備点検。
安全管理:船底検査、パイプライン点検、海底ケーブル調査。
研究調査:海洋生態調査や水中地形調査。
緊急対応:水中捜索や救助活動支援。

▼CHASING Xの利点▼
CHASING Xは、独自のOctoDrive推進システムによる360度全方向移動と優れた安定性、高精細な4Kカメラと12,000ルーメンのLEDライトによる鮮明な映像撮影、最大潜水深度350mと広範な作業半径400mの広い作業領域、高い拡張性によるセンサーや機械アームの追加対応、そしてSDKの開放による柔軟なカスタマイズが可能で、プロフェッショナルな水中作業や調査を効率的かつ正確に行うための最適なツールです。

▼CHASING Xの欠点▼
CHASING Xの欠点は、プロフェッショナル向けの高性能機器であるため初期導入コストが高額であること、高度な機能を使いこなすためには操作スキルや訓練が必要であること、バッテリー容量が1,000Whと大容量ながら長時間の連続使用には追加のバッテリーや給電システムが必要となる点です。

▼総評▼
CHASING Xは、業界をリードする水中ドローンとして、圧倒的な性能と多機能性を兼ね備えた製品です。最大潜水深度350m、広範な作業半径400mの圧倒的な作業範囲に加え、独自のOctoDrive推進システムによる360度全方向移動と高い安定性を実現し、狭い水中空間や複雑な環境でも精密な操作が可能です。さらに、4K高解像度カメラと12,000ルーメンのLEDライトにより、暗所でも鮮明な映像を提供し、水中調査や点検を効率的にサポートします。高い拡張性を持ち、各種センサーや機械アームの追加が可能なだけでなく、SDKの開放により用途に応じた柔軟なカスタマイズが可能で、プロフェッショナルなニーズにも応えます。高性能でありながらコンパクト設計で持ち運びやすく、操作性の高さから水中インフラ点検、海洋研究、捜索救助活動、さらには水産業の支援まで幅広い分野で活用できます。初期導入コストや操作習熟の必要性といった課題もありますが、それを上回る利便性と性能を提供するCHASING Xは、水中作業を効率化し、作業精度を向上させたいと考えるすべてのプロフェッショナルにとって、最適な選択肢であり、投資に値する革新的なツールです。

【水中カメラ(撮影)】Powervision|PowerRay(81,000円)

ブランド パワービジョン(Powervision)
製品型番 ‎PRE10(J)
有効画素数 12MP万画素
撮像素子 CMOS
焦点距離 (広角側) 28
焦点距離 (望遠側) 28
付属品 ‎powerray
撮影機能 高/中/低速の3モード
映像圧縮方式 h.264
防水深度 30m
対応機種 ‎iOS8.0以降、Android5.0以降

4K UHD高画質カメラを搭載し、12MPの静止画と4Kの映像を撮影することが出来ます。

機体は水の抵抗が少なくなるように流線型となっており、最大速度は1.5m/sです。

最大潜水深度は30m、最長連続航行時間は4時間となっています。

▼用途▼
ダイビングやシュノーケリングでの水中撮影
釣りでの魚探
水中構造物の点検
水中調査
レジャー

▼PowerRay ドローンの利点▼
高画質で滑らかな水中動画を撮影可能
長距離・深海まで潜行可能
魚群探知やベイト投下など、釣り向けの機能が充実
VRゴーグルで水中映像を3Dで楽しめる

▼PowerRay ドローンの欠点▼
価格が高い
操作に慣れが必要
バッテリー持続時間が短い

▼総評▼
PowerVision PowerRayは、高画質で多機能な水中ドローンです。水中撮影、釣り、レジャーなど、様々な用途に活用できます。価格は高めですが、水中映像を存分に楽しみたい方におすすめです。

【小型産業用(点検・測量・サンプリング・水中測位】QYSEA|FIFISH V6 EXPERT(719,887円)

メーカー QYSEA
梱包サイズ 73.66 x 50.8 x 29.97 cm; 13.43 kg
商品の重量 13.4kg
ビデオキャプチャ解像度 4K UHD 2160p
スキルレベル expert
メディアタイプ SD
材質 Epp
ワイヤレス通信 Wi-Fi

FIFISH V6 EXPERTシリーズで販売されています。

プロ向けの水中ドローンで、多機能でかつ安全、そして水中作業をスムーズに行えると評判です。

6000ルーメンのLEDライトで暗い海中でも利用しやすくなっています。

▼用途▼
水中撮影
水中調査
水中点検
魚群探知
養殖場管理
橋梁点検
沈船探索
海底資源調査
など

▼QYSEA FIFISH V6 EXPERTドローンの利点▼
高画質で滑らかな水中動画を撮影可能
長距離・深海まで潜行可能
豊富なオプションパーツで機能を拡張可能
長時間稼働可能
VRゴーグルで水中映像を3Dで楽しめる

▼QYSEA FIFISH V6 EXPERTドローンの欠点▼
価格が高い
操作に慣れが必要
オプションパーツが高い

▼総評▼
QYSEA FIFISH V6 EXPERTは、高性能で多機能な水中ドローンです。水中撮影、調査、点検など、様々な業務に活用できます。価格は高めですが、水中作業の効率化や安全性を向上したい方におすすめです。

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