
引用元:Terra Xross 1 | 暗所・粉塵下で安定する国産屋内ドローン
屋内暗所や粉塵環境での目視点検でも安心して利用ができるテラドローン社製の屋内点検用の国産ドローン「Terra Xross 1」についてご紹介します。
屋内での点検用、そして国産でのドローンで注目されています。
「Terra Xross 1」のスペックと特徴とあわせて想定される利用用途についてもお伝えします。
「Terra Xross 1」の価格や購入できる場所も参考にして、今後の活用検討に役立ててください。
屋内点検用の国産ドローン「Terra Xross 1」はテラドローン社製
「Terra Xross 1」のスペック
引用元:Terra Xross 1 | 暗所・粉塵下で安定する国産屋内ドローン
サイズ | 360×310×210mm(長さ×幅×高さ) | ||
---|---|---|---|
重量 | 1800g | ||
最大ホバリング時間 | 10分 | ||
最大飛行速度 | 2.5m/s | ||
最大風圧抵抗 | 3m/s | ||
動作環境温度 | 0℃~45℃ | ||
動作周波数 | 2.4Ghz ISM |
センサー | 1/1.7-inch 8MP | ||
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ビデオ解像度 | 4k |
レーザーセーフティ | クラス1 | ||
---|---|---|---|
範囲 | 40m @10%反射率, 70m @80%反射率 | ||
範囲精度 | 2cm @10m | ||
ポイントレート | 200,000 points/s | ||
フレームレート | 10Hz |
容量 | 5200mAh | ||
---|---|---|---|
電圧 | 18.5V | ||
電力量 | 99.4Wh | ||
充電時間 | 1時間 |
「Terra Xross 1」の特徴
引用元:Terra Xross 1 | 暗所・粉塵下で安定する国産屋内ドローン
「Terra Xross 1」が注目されているのは国産のドローンというだけではありません。
安全性や性能を高めたことで、室内点検の効率や質を上げることが出来そうだからです。
「Terra Xross 1」の特徴を大きく3つ挙げました。
粉塵環境 / 暗所環境での飛行が可能
粉塵環境 / 暗所環境での安定した飛行が可能になったのは、ジュアルセンサーとLidarによるものです。
ジュアルセンサーとLidarが搭載されたことで従来よりも安定感を出すことができています。
屋内での点検でも視覚だけに頼らず、安定飛行かつ簡単飛行を行えます。
目視外飛行でも障害物をドローンが確認する
上下方向180°撮影可能な4kカメラではLEDでの撮影も可能です。
カメラの向きを変えられるので障害物を確認しながら飛行、撮影を行えます。
カメラの性質も上がったことで、鮮明な動画や写真の撮影が期待されます。
有線給電モジュールでの常時給電が可能
「Terra Xross 1」は飛行時間が従来のドローンよりも長くなっています。
これは、通常のバッテリーにプラスして有線給電モジュールの使用が可能だからです。
常時、給電することができることは、バッテリー交換の不要、バッテリー切れによる事故を防ぐことに繋がります。
「Terra Xross 1」の想定される利用用途法
インフラ点検
室内点検ドローンということで高い場所や狭い場所での飛行も視野に入れられています。
そのため、ガスや石油プラントなどのインフラ点検でも利用することが想定されているようです。
鉱山調査
「Terra Xross 1」では取得したデータを一貫して管理、共有するシステムを搭載しています。
3次元マッピング調査を行う際にも利用できそうです。
地下鉱山での発掘計画での利用も行えます。
災害調査
災害が起きた地域での調査にも利用が想定されています。
被災地での倒壊家屋の室内調査が期待されます。
セキュリティ分野
ドローン自体、セキュリティ分野への進出が進んでいます。
こちらの「Terra Xross 1」でも、政府や公共機関などの室内の安全確認や監視業務に役立ちます。
「Terra Xross 1」の価格や購入場所
「Terra Xross 1」の価格は従来品のおよそ3分の1
「Terra Xross 1」の価格についてはオープンになっていません。
そのため、要見積もりとなっていますので、気になる方は問い合わせをしましょう。
ただ、テラドローン社によると従来品のおよそ3分の1に価格は抑えているとの発表もあります。
「Terra Xross 1」の購入場所
「Terra Xross 1」は現在、テラドローン社の公式ホームページよりお見積りを受けて購入することができます。
Amazonなどでの販売はされていません。