【最新情報】ドローンAIがもたらす未来像とは?活用事例や開発動向を徹底解説!
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AIと呼ばれる人工知能はドローンとの組み合わせに積極的です。

実際に、今の日本の技術革新に必要なもので、最前線で活用されています。

ドローンAIによって、革新的な変化は産業分野でも行われ、これからの未来像を明るく照らしています。

ドローンAIがもたらす未来像を具体的にお伝えすると同時に、ドローンAIの活用事例や開発動向を解説いたします。

便利な世の中へなるよう、また現代の産業などの課題を解消させるドローンAIに期待されています。

未来を担うAIドローンと一般的なドローンの違い

AI非搭載のドローンでできること

AIが搭載されていないドローンの場合は、カメラで撮影した画像はファイルとして、データそのままで表示します。

何かを解析したり、情報を読み解くということはありません。

通常の撮影をした状態です。

AI搭載のドローンでできること

AIを搭載している場合は、撮影した画像を瞬時に解析し、情報を読み取り周囲の状況を知り、情報を処理します。

プログラムによっては、撮影や入力と同時に処理を行えるようにもなります。

また、自律航行によって飛行します。

飛行する際に妨げになるものを認識し、衝突や墜落を回避するのは、危険やドローンのリスクを低下させます。

ドローンAIがもたらす未来像と活用事例

業務効率化を目指す農業

農業技術にドローンAIによって注目されています。

業務の効率化が実現出来れば、未来の農業分野は明るいものになるはずです。

人材不足の解消にも繋がり、すでに行われている農薬散布は一気に広範囲での作業が可能になっています。

すでに進歩がみられる分野ですので、ますますの業務効率化が期待されています。

データの収集する、活用するのもAIを利用するので一瞬になりそうです。

山間部や海上での遭難者の発見

赤外線カメラを使用することで、AIが人の存在を感知します。

最近では、山岳避難者が増えており、捜索には大人数が必要だったり多くの費用がかかったりすると問題になっています。

捜索をする側の人の危険も0ではありません。

山岳部や海上での遭難者の発見は、AIドローンが担う未来像がみえます。

有害動物などの発見

主に農業を安心して行える未来を目指すために、ドローンAIを活用して有害動物の発見に繋げる動きがあります。

有害動物に対しては年間で150億円以上の費用がかかっているようです。

生息域の調査や農地または集落などの環境調査、定点カメラからの解析などが行われています。

エリアモニタリングによる災害時の対応

災害時には、その地域に人や物資を派遣するのが一般的でした。

もちろん、それも大事なのですが、AIドローンを活用すれば遠隔地からエリアモニタリングを行えるようになります。

被害が甚大でその場まですでに辿り着けない時でも、道が寸断されている時でも、迅速でドローンを飛行させて状況確認が出来るのです。

能登地震の際も熊本地震の際もドローンは飛行しています。

遠隔地からモニタリングが出来ることで、安心安全、そして少人数で行えます。

警備サービス

セコム株式会社さんなども注目し、開発をしている警備サービス。

敷地内への不審者を自律飛行で追跡をしたり、その画像をセンターに送信して迅速な対応を行うなど、すでに実用化しています。

画像AIは人や車両を検知するので、不審者や不審車両を判別することも可能です。

巡回監視の提供によって、身の安全を守る未来像は始まっています。

物流への手助けによる人手不足解消

AIドローンは物流の世界も助けるかもしれません。

そもそも配達員の数が足りていません。

2024年問題も抱え、人手不足は顕著だといわれています。

まず、AIを使うことで運用計画などの作成は代替できるようになり、AIドローンの自律飛行によって配達員としての働きとなります。

過疎化地域に住む方や、様々な物資(食料や医薬品)などの配送実験なども各地で行われていることで、AIドローンの活躍はすぐそこまでやって来ています。

医療品の配送

上記でも述べましたが、医薬品の配送もAIドローンに任せられます。

実証実験は行われています。

遠隔地やアクセスが難しい場所に輸送することが出来るのがAIドローンです。

医療は平等に地域差がないのが理想。

災害が起きた時でも、立入が難しい地域にも健康に必要な医療品や医療機器を輸送します。

3D都市モデリングデータの活用

株式会社A.L.I. Technologiesが実際に実証実験を行っています。

飛行ルートを何度も設定する手間を省き、現場確認に足を運ぶ工数を減らすことでコストダウンを実現できそうです。

測量データもAIドローンを使えば、更新頻度を向上させることに有効だとされています。

地球外の生き物の調査や研究

NASAも「ドラゴンフライ」と呼ばれるドローンにAIを組み込む研究を行っています。

地球外の生き物の調査や研究に繋がっていくのでしょう。

未知なる惑星環境での生命の兆候を知ることが出来そうです。

ドローンAIの開発動向

【石川県農林総合研究センターと株式会社オプティム】ドローン水稲直播栽培

引用元:ドローン水稲直播栽培

2018年から2021年にかけて行われた「ドローン水稲直播栽培」。

種子をAIドローンに積み込み直接打ち込めるように開発し、農作物の取り入れる量を上げます。

また、農薬散布も必要な個所についてAIを利用して導き出します。

 

【NTTデータ】災害時エリアモニタリング自動化ドローン

引用元:災害時エリアモニタリング自動化ドローン | NTTデータ - NTT DATA

防災用のドローンを自動航行させることで、災害時の避難道路や建物の被災状況を解析します。

行政機関やインフラ事業者との繋がりも持ち、災害対応業務を高速化させる動きです。

情報を過不足なく、早く集めるために同時にAIドローンを多く自律飛行させました。

 

【セコムとKDDI・KDDI総合研究所】スタジアム警備サービスの実証実験

引用元:KDDIグループとセコム、国内初、5Gを活用したスタジアム警備の実証実験に成功 | 2019年 | KDDI株式会社

スタジアム警備サービスをAIドローンを使って実証実験を行ったのは、セコムとKDDI・KDDI総合研究所です。

5G通信回線でAI解析することで、警備を行います。

観客同士のもみ合いやひったくりの事件、倒れている人を見つけるなど異常行動の発見を可能にする実験です。

AIドローンが異常を察知すると、現地の警備員に伝達するシステムです。

 

【トラジェクトリーとスカイピーク】春野医療MaaSプロジェクト

引用元:浜松版MaaS構想

トラジェクトリーはドローンのAI管制プラットフォームを実用化している会社です。

ドローンを社会に組み入れる支援を行うスカイピークと共に、「春野医療MaaSプロジェクト」を行っています。

高齢化が進んでいる地域にオンラインサービスと医薬品配送サービスを行うプロジェクトです。

 

【株式会社A.L.I. Technologies】3D都市モデリングデータ

引用元:報道発表資料:Map the New World.
~Project “PLATEAU”のティザーサイトをオープンします~ - 国土交通省

民間でも効果的に3D都市モデリングデータを利用するための実証実験です。

加賀市は構築対象となっている地区で、そちらで行われました。

物流ドローンのフライトをシミュレーションし、コストダウンを目指すなど実現に向けておられます。

国交省の主導するプロジェクトの「PLATEAU(プラトー)」に参画したものです。

 

【センシンロボティクス】ソーラーパネルを自動点検するシステム「SOLAR Check」をリリース

引用元:SOLAR Check | 赤外線カメラを搭載したドローンによるソーラーパネルの自動点検

赤外線サーモグラフィカメラを搭載したドローンによって、ソーラーパネルを自動で点検するシステムはすでにリリースされています。

自動で太陽光パネルの配置にあわせて自動航行し、傾斜地でも対応できるようになっています。

AIを活用しているのは撮影時だけでなく、解析も行われています。

 

【SKYSCAPE株式会社とClobotics社】商用風力発電機の点検

引用元:ドローンオペレーション - エアモビリティのSKYSCAPE株式会社 / 空飛ぶ車・ドローン

自律型ドローンを使っての点検は、SKYSCAPE株式会社とClobotics社によって行われています。

従来は目視で点検を行っていますが、自律型ドローンを使うことで6時間以上の短縮になったそうです。

風力発電機のブレ―ドは自動で検査することも可能で、早期に欠陥を見つけられます。

時間短縮と共にコスト削減、安全性に繋げておられます。

 

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