引用元:ドローン資格認定 | 一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
ドローン民間資格「ドローン操縦士回転翼3級」を取得できるDPAについての情報をお伝えします。
様々な民間資格がありますが、全国に認定校があるDPAでの講習を検討している方はぜひ参考にしてください。
ドローン操縦士回転翼3級の詳しい費用や国家資格を取得する際にどんなメリットがあるのかご紹介します。
目次
民間ドローン資格「DPA」とは?
「ドローン操縦士回転翼3級」を発行している団体
引用元:ドローン資格認定 | 一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
「ドローン操縦士回転翼3級」を発行している団体が「DPA」です。
国交省登録団体でもあります。
国交省が認定したDPA標準カリキュラムは充実しており、全国にある認定校はこれに準拠しています。
DPAスクールは全ての学校が屋内施設として完備されていて、ライセンスの授与を行っています。
DPA認定校は全国におよそ50校ある
引用元:DPAスクール|一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
全国にあるDPAスクールは全て、DPAが定めるドローン操縦士の技術認定基準をクリアしています。
北海道から沖縄まで開講しており、お住まいの地域に必ずある状態に。
評判は「厳しいけれど確かな実力がつく」
DPAスクールで指導するインストラクターの評判は上々です。
ドローンの操縦や知識が乏しければ、大きな事故が起きたり周囲の方に心配をさせたりします。
怪我に繋がる、命にかかわるということもあれば、法律違反をおかしてドローンビジネスが続けられないということもあり得ます。
そのような背景を踏まえて、指導は厳しめ。
しかし、確実に実力がつき、「ドローン操縦士回転翼3級」を取得すれば実践に役立てるようです。
DPAが発行するドローン操縦士回転3級の特徴や費用について
ドローン操縦士回転3級を取得するメリット
民間資格として発行されるので、一定以上の操縦技術があることを証明できます。
ビジネス用途で活用する場合は、クライアントに向けて信頼や安心を与えられるでしょう。
また、飛行する際には、土地の所有者や警察署などに許可を得なければなりませんが、その際の説明は資格があるということでスムーズになります。
「ドローン操縦士回転翼3級」を取得したい方が考える大きなメリットは、飛行許可申請を一部省略できるところです。
ドローン操縦士回転3級を取得する際に必要な技能や知識
ドローン操縦士回転3級を取得するためには、ドローンの構造、航空法や小型無人機飛行禁止法などの知識や法律を学ぶ必要があります。
禁止事項は安全に飛行させるためのものです。
また、安全にドローンを操縦するための基本技能も身に付きます。
プロポの使用方法なども実践に向けて学び、座学と実技の中で知識をつけていきます。
スクールによっては、オンラインで「安全運航管理基礎講座」を受けられるところもあります。
ドローン操縦士回転3級を受講できる対象年齢
「ドローン操縦士回転3級」の取得は15歳以上でなければできません。
他にも適正要件があります。
両目での視力が0.7以上、かつ片目で0.3以上あること、眼鏡やコンタクトレンズでの矯正は可能です。
そして、赤色と青色、黄色の識別ができることも条件となっています。
ドローン操縦士回転3級を受講する費用
DPA認定スクールによって「ドローン操縦士回転3級」を受講する費用は異なりますので、それぞれのスクールに確認しましょう。
相場でいえば、およそ20万円ほどだといわれています。
こちらは資格を取得するための受講費用で、他にも技能認定料(25,000円)、証明書発行費(12,000円)、更新料金(12,000円/2年毎)となっています。
取得してからも受講費とは別に費用がかかります。
ドローン操縦士回転3級は国家資格を取得する際にどんなメリットがある?
受講時間が短くなる
ドローン操縦士回転3級などの民間資格を取得している方とドローンに対して初心者の方を比べると、国家資格を取得する際には講習時間が異なるケースがほとんどです。
ドローンスクールにとって定めている講習時間は様々ですが、ドローン操縦士回転3級取得者は「経験者」として扱われます。
知識や経験もある者として扱われるので、初心者の方よりも時間をかける必要がないという考え方です。
受講費用が安くなる
すでに基本知識が身についているとみなされるので、講習時間が短くなれば、講習費用も抑えられます。
国家資格の取得を目指すコースは、数十万円になる場合も多く、決して安いわけではありません。
スクールによっては、国家資格一等を初心者の方が目指す際に1,000,000円を超える場合もあるのです。
しかし、ドローン操縦士回転3級を保有している方は経験者コースとしてお得に受けられます。