なぜかドローンがまっすぐ上がらない…という方には必ず原因があります。
天候が悪化したりATTIモードになっていたり、今回はドローンがまっすぐ上がらない原因についてご紹介します。
また、原因が分かれば、まっすぐドローンが上がるようになる解決策についても試してみましょう。
分かりやすく解説します。
目次
ドローンがまっすぐ上がらない原因とは
天候の悪化
雨が降ったり、風が吹いたりするとその影響をドローンは受けます。
慎重に操作しているつもりでも天候の悪化によって、機体がまっすぐ上がらないという事態を引き起こします。
思い通りにドローンを操縦出来ていない状況ですから、無理な離陸はせずに、天候が回復するのを待ちましょう。
電波状況が最適ではない
電波状況が良くなく、ドローンに届かない場合、まっすぐに機体が上がらないケースが起こり得ます。
ドローンによっては、電波が届かなくなるとホバリング状態になったり、オートリターンが発動されたりします。
そのような状態で操縦しようとするとブレが生じてもおかしくありません。
キャリブレーション(IMU、コンパス、リモコン)に問題がある
キャリブレーション問題があると、かなりのノイズを発するようになっています。
ジョイスティックが外れていたり、その動きの中心が検出されていなかったり。
すると、コントローラーを使っての上昇は上手くいかないかもしれません。
ATTIモードになっている
ATTIとは、attitude modeの略。
GPSセンサーが無効になっていることを意味します。
すると、ドローンは風の流れに乗って彷徨うことになりますから、まっすぐに上がらないということになります。
カメラの位置がずれている
カメラによる映像は、一人称視点になります。
もしカメラの位置がずれている場合は、実はまっすぐ上がらない状態を引き起こします。
必ず、カメラからの映像とドローンを直接みて確認し、必要ならば挑戦しなければなりません。
スマートデバイスの磁石がリモコンの電子部品に干渉している
スマートデバイスの磁石がリモコンの近くにある場合は、電子部品に干渉することがあります。
スマートデバイスの向きを変えると、問題が解決することもあります。
ドローンがまっすぐ上がるための解決策
機体の不具合を見極めて調整する
何かしらの不具合が生じている可能性がある時です。
ドローン機体だけでなく、付属のコントローラーなどの不具合も見極めて調整しましょう。
調整はメンテナンスでもあります。
使用しているとどうしてもズレが生じるのは機器というもの。
定期的な調整を行い、まっすぐ上がるための解決策としましょう。
機体の不具合が分からない場合は修理に出す
ドローンの操縦が上達しても、機械に強くなるかといえばそうではないケースも少なくありません。
機体に起きている不具合が分からないまま、あれこれと直そうとすると状態が悪くなる可能性もあります。
あまり機械が得意ではないという方は、修理に出すのも方法の一つです。
確実に不具合に対処していただけます。
天候の回復を待つ
ドローンがまっすぐ上がらない原因に天候が挙げられました。
この場合、無理に操縦しようとするとまっすぐに上がらないだけでなく、墜落や喪失に繋がる可能性を否定できません。
必ず、安全確認という意味でも天候が回復するのを待ちましょう。
風の強さや雨の降り方、今後の天候の予報も大切です。
カメラの位置を調整する
伝送されてきた画像をみると何も問題なくドローンが上がっているように見えても、実際に確認するとそうではない場合があります。
カメラの位置がずれているので、調整して、どちらのパターンで見てもまっすぐ上がっているように見える状況に近づけてください。