100g未満のマイクロドローンに興味がある方。
小さなドローンで4k撮影が出来るのか、撮影する方法はあるのかと気になります。
マイクロドローンの定義や100g未満の機体のメリットとデメリット、そしてジンバル付きマイクロドローンと併せて、4k撮影する方法をご紹介します。
小さなマイクロドローンの可能性を探り出してください。
目次
マイクロドローンの定義とは
まずマイクロドローンの定義について確認しましょう。
100g以下の機体を指し、中には数十グラムしかない小さなドローンもあります。
手のひらに乗るサイズで、航空法の対象外にもなることから気軽に飛行させる人が増えています。
ただ、航空法の対象外とはいえ、小型機だとしても飛ばす再にはモラルやマナーを厳守する必要はあります。
100g未満のマイクロドローンのメリットとデメリット
100g未満のマイクロドローンのメリット
小さな小さなドローンだからこそ、狭い箇所に入り込んだり、人と人の間をすり抜けたりすることが出来ます。
カメラがついていれば、ダイナミックな映像の撮影も可能でしょう。
また、人とぶつかったとしても怪我をせずに、ドローンが破壊されるくらいに安全です。
アクロバティックな飛行を容易にでき、前項でもお伝えしたように航空法の規制を受けないのもメリットです。
しかし、「小型無人機飛行禁止法」という縛りがあることは覚えておきましょう。
※小型無人機飛行禁止法について詳しく知りたい方は警視庁のホームページをご覧ください
▼参考サイト▼
小型無人機等飛行禁止法関係|警察庁Webサイト
100g未満のマイクロドローンのデメリット
100g未満で気軽に飛行できるマイクロドローンでもデメリットがあります。
まず、カメラがついていたとしてもスペックがそう高くはありません。
小さな機体に付属させるので、どうしても機能は劣ってしまいます。
また、バッテリーもハイスペックではないので飛行時間は短くなるのです。
いくつかバッテリーを準備しておく必要があります。
ホバリングが出来ないことから、静止画の撮影はほぼ不可能です。
ジンバル付きマイクロドローンとは
手振れ補正の役目がある
注目されている機能で、手振れが気になる方はジンバル付きのマイクロドローンをおすすめします。
ジンバルは、動画や静止画を撮影する際に手振れを補正する回転台を指します。
これが搭載されていると、映像に酔うこともなく、撮影したものは品質の高いものになるのです。
振動が補正されると、映像がなめらかになります。
2軸ジンバルと3軸ジンバルも選べる
ジンバル付きマイクロドローンを選ぼうと決めた時、2軸ジンバルと3軸ジンバルがあることに気づきます。
どちらが良いのかは、どのような用途でドローンを飛行させるのかによるかもしれません。
空撮としてならば3軸ジンバルがおすすめ。
2軸ジンバルは、チルト(縦)とロール(回転)のブレを抑制し、3軸ジンバルは、これに合わせてパン(横)も制御します。
100g未満のマイクロドローンで3軸ジンバルを探すのは大変かもしれませんが、ビジネスなどに関わるのならば検討してみましょう。
100g未満で高性能な4K撮影ができるジンバル付きマイクロドローンについて
実は技術的に難しくて100g未満に4k撮影できるドローンは販売されていません。
これから技術が発展すれば、搭載可能となるかもしれませんが、2024年5月現在は販売されていないのです。
「見たことがある」という方は、それは自作したドローンである可能性があります。
100g未満のドローンで美しい4k撮影する方法
4k搭載の100g未満のマイクロドローンは発売されていませんが、撮影が出来ないわけではありません。
工夫をすれば、4k撮影することが出来るのでその方法をご紹介します。
最も流通しているやり方は、GoProを載せるやり方です。
映像が綺麗で美しく、FPVドローンを飛行させるパイロットからも評判なGoPro。
GoProを軽量化させたり、剥きプロの状態にする必要がありますが、4k撮影することができます。