
今回は茨城のドローンスクール「茨城ドローンスクール」様にインタビューさせて頂きました!
目次
「茨城ドローンスクール」インタビュー記事への回答ご担当者様情報
お名前…宮田 千賀子(ドローンスクール講師)
ドローン操縦歴…(5年、300時間以上)
所有資格…(一等無人航空機操縦士(昼間・目視内限定解除済)、JUIDA認定スクール講師資格、全国自動車学校ドローンコンソーシアム指導員、第三級陸上特殊無線技士、アマチュア無線、防災士など)
所有機体(Mobula6(マイクロドローン)、DJI Mini、Air、phantom4、Telloなど)
営業時間 | 8時30分~17時30分 | ||
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定休日 | 土・日曜日・祝日 | ||
電話番号 | 0293-24-8030 | ||
メールアドレス | ds-menkyo@gaea.ocn.ne.jp | ||
公式サイト | 茨城ドローンスクール | ||
SNS | Facebook→ https://www.facebook.com/ibarakidrone/ Instagram→ https://www.instagram.com/ibaraki_drone_school/ |
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取得可能資格 | JUIDAドローン資格 | ||
説明会 | 有→ https://kitaibaraki-drone.com/briefing | ||
スクール所在地 | 〒319-1552 茨城県北茨城市中郷町足洗838−2 | ||
地図・アクセス |
「茨城ドローンスクール」の宮田さんにインタビューをしました

ドローンを始めたきっかけは何ですか?

ドローンを始めたきっかけは、知人がインストラクターをしていて、無料操縦体験をさせていただいたことです。
初めて操縦をしたときは、思ったように操縦できなくてとても難しく感じましたが、少しずつ上達していき、初めて空撮をしたときのドローンからの景色に感動しました。

素敵なきっかけがあったんですね!また毎年増えていくドローン市場規模。今後の日本のドローン市場・世界のドローン市場はどうなっていくと思いますか?

今までは、趣味・遊び、テレビ番組での空撮映像などのイメージが強かったと思いますが、今後は物流やインフラ点検、災害調査など産業での活用が増え、それに伴い国家資格を取得する人、ドローンの開発・販売も含め、ますます市場が拡大すると思います。
今は生活の中で空を飛んでいるドローンを見かけることはほとんどありませんが、今後は見かけることが増えるかもしれませんね。

多くの方の生活に関わっていくでしょうね!また御社ドローンスクールのおすすめポイントはありますか?

<学科>
初めてドローンについて学ぶ人にとって、学科の内容は非常に難しいと思います。
そのため、オンライン学科ではなく、対面にて少人数で学科を実施しており、分からない所を講義の中ですぐ聞ける雰囲気作りを心がけています。
それにより、講習後に学科試験を受験した人の一発合格が続出しています。
<実地>
インストラクター自身の自己研鑽に力を入れており、国家資格の取得においても、内部受講ではなく指定試験機関日本海事協会にて受験し、一等・二等の国家資格を取得したインストラクターが、実地講習の指導をさせていただいております。
特に、八の字飛行など操作の難しい操縦を習得する際には、いきなり八の字飛行を行うのではなく、操作を分解し、基本から一つ一つ習得していただき、八の字飛行に苦手意識を持つことが無いようご指導をさせていただいています。
できなかったことができるようになった喜びを感じ、ドローンの操縦が好きになってもらえるよう、楽しく受講ができることを心がけています。
北茨城市と災害協定を締結しており、防災士資格を持っているインストラクターが、本気で防災に取り組んでいるので、地域の防災にドローンを活用したい人のご相談に乗ることができます。

詳しくありがとうございます!また御社ドローンスクールには、どのような方が多く受講していますか?(利用者の年代や性別など)

2022年までは、「子どもにお金も時間もかからなくなり、自分の老後を楽しみたい!」という、50歳代後半~60歳代の個人の男性の受講が多かったのですが、2023年は無料説明会時に企業様で使える助成金についてもご案内しているためか、測量関係、電気工事関係、造園業、建設業、消防など、企業様からの、助成金を利用した受講が非常に多くなっています。
そして今年の12月には女性も2名受講していただき、よりドローンの間口が広がった印象があります。

趣味からビジネスへの幅が大きく広がっていますね!なるほど!また茨城県でドローンを飛ばすならここがお勧め!という場所はありますか?またその場所で飛ばす際の注意点も教えてください。

北茨城市は自然が豊かなため、海での空撮がおすすめです。
特に、磯原駅近くの北浜海岸は観光名所となっている二つ島に近いため、キレイな海と二つ島を動画や写真に収めることができます。
注意点としては、午後になると風が強くなるので、飛行させる際にはお気を付けいただければと思います。

美しいですね!また御社ドローンスクールのを受講しようか考えている方へ一言

2022年12月に国家資格制度がスタートしましたが、民間資格と比較にならないくらい、ライセンス取得までの手続きも煩雑で、学科・実地ともに難易度が非常に高くなりました。
特に、操縦経験の無い方(初学者)や機体をお持ちではない方においては、簡単にライセンスを取得することはできなくなりました。
更に、関係各所でのアカウント作成、写真のアップロードなどのPC操作が苦手な方は学科・実地以外にも苦労されると思います。
ですから、最初にDIPSのアカウントを作成するところから、実地・学科を経てライセンスカードが手元に来るまでをサポートしてくれるスクールを選ぶことが大切だと思います。
その他、料金や指導方法など各スクールで違うので、当スクールだけでなく、他のスクール様の説明会にもご参加いただくなど、幅広く情報を収集していただき、サポート体制や料金、インストラクターとの相性などを加味して選んでいただきたいと思います。

初心者の方も安心ですね!ドローン×SDGsで未来の為に出来そうな事が何かあれば教えてください。

<3 全ての人に健康と福祉を>
米のZipline社では、ルワンダとガーナの農村部に住む人へドローンを使って医療物資を配送しています。ドローンを使用することで輸送時間を短縮することができ、血液などを使用期限が切れる前に必要な場所へ届ける事ができます。
日本でも物資の輸送にドローンの活用が始まっています。車での輸送が困難な山間部や離島へ医薬品などの物資を届けられるようになれば医療における地域格差を減らすことができるかもしれません。
その他、配送にかかる人員の削減やガソリンの節約によるCO2排出量を削減し、カーボンニュートラルにも活用することができます。
<2 飢餓をゼロに><9 産業と技術革新の基盤を作ろう><15 陸の豊かさも守ろう>
ドローンによる農薬散布だけでなく、ドローンに搭載されたセンサーを使用し、最適生産管理を行うことにより、農業従事者の作業時間を減らしたり、少ない人数で広大な農地を管理できるようになるため、効率よく作物を生産することができます。
その他、インフラ点検においては足場を組んだり、危険なところに人間が登る必要がなくなるため、事故のリスクを減らすことができます。
災害時においては、土砂崩れ等で人がいけない所にドローンを飛行させることにより、いち早く要救助者を発見したり、災害状況を把握することができます。
ドローンは産業や災害においても未来に貢献できることがたくさんあります。

多くの方の役にたつドローンになりそうですね!また最後に御社ドローンスクールの卒業生やご利用者様の口コミなどがあればご共有頂ければと思います。

受講生様よりいただくお言葉としては、
・「お昼ご飯が美味しく、お昼ご飯の時に受講中では聞けないことを聞けたのが良かった」
当スクールでは北茨城市の地元の美味しいお店のテイクアウトを昼食時に提供しており、かつ、受講生様とインストラクターが一緒にお昼ご飯を食べるので、その時に資格取得後の飛行計画の相談や購入する機体の相談に乗らせていただいております。
その他、他愛ない話で盛り上がることも多々あり、受講の疲れをリフレッシュできるとのお声をいただいております。

・「受講後のアフターサポートがしっかりしている。」
受講終了後、購入する機体の相談や、当スクールにて機体を購入していただいた方への、購入後の機体登録、国交省への飛行許可・承認の申請、飛行計画・通報など、受講が終わった受講生様が実際にドローンを飛行させるまでのサポートをさせていただいており、アフターサポートがしっかりしているとのお声をいただいております。