今回は青森のドローンスクール「IRAPドローンスクールつがる校」様にインタビューさせて頂きました!
目次
「IRAPドローンスクールつがる校」インタビュー記事への回答ご担当者様情報
お名前…太田徳次(おおたのりつぐ)
役職…(ドローンスクール校長)
ドローン操縦歴…(ラジコン飛行機50年、ヘリコプター35年、マルチローター10年)
所有資格…(無人航空機操縦士国家資格2等、公認ラジコンインストラクター)
所有機体(PHANTOM4pro、Mavic 3、なつぞらLESSON)
営業時間 | 9:00~17:00 | ||
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定休日 | 木曜日 | ||
電話番号 | 0172-78-5080 | ||
メールアドレス | iwakisankuukou@sky.nifty.jp | ||
公式サイト | 岩木山ラジコン空港株式会社 | ||
SNS | Facebook→https://www.facebook.com/profile.php?id=100054240741028 YouTube→https://www.youtube.com/@user-cu8cj6qx4i/videos |
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取得可能資格 | 調査中 | ||
体験会 | 無 | ||
スクール所在地 | 〒038-3287 青森県つがる市木造下遠山里松本116 | ||
地図・アクセス |
「IRAPドローンスクールつがる校」の太田さんにインタビューをしました
ドローンを始めたきっかけは何ですか?
ラジコン飛行機が好きで、中学生の頃から、バルサ製の飛行機を作って、飛ばしては壊し、修理しては、飛ばしを繰り返していました。
生まれ育った青森県津軽地方は、稲作地帯で、秋、稲刈りが終わると、見渡す限りの乾いた田んぼで、良く飛ばしました。当時は、機体の骨組みから作り、翼の穴あき部分に紙を貼り、その上に塗装するという工程でしたので、1機新作を作るのに1年くらいの期間がかかっていました。自分で手塩にかけて作った飛行機が、空を飛ぶのを見るのが、とても楽しい思い出となっています。
素敵な思い出が今に活きていますね!また毎年増えていくドローン市場規模。今後の日本のドローン市場・世界のドローン市場はどうなっていくと思いますか?
手を放したままでも墜落することなくホバリングしているマルチローターは、手軽に空を利用でき、地面から足場を組み上げる必要が無く、また移動もできるので、便利なツールとして、市場規模は、どんどん大きくなると思います。
定量的な規模は言えませんが、これまで利用されていた有人航空機は、「手軽に」「安価に」という点では、不十分でありましたし、ラジコン飛行機、ラジコンヘリコプターは操縦を楽しむ等、趣味としては楽しいものですが、仕事に使うには不十分でした。
マルチローターをはじめとしたドローンは、仕事に使うには、これまでになかったツール(手軽に、安価に、搭乗員に危険が及ぶことなく、しかも壊さないで着陸できるという特徴がある)なので、人間が行ってきた多くの仕事に活用できるものだと思います。
今は、まだ過渡期だと思いますが、国交省でも、国家資格制度を創設し、活用に向けた整備を着々と進めておりますので、成長産業に育っていくものと思っています。
これからにワクワクしますね!また御社ドローンスクールのおすすめポイントはありますか?
1 学科合格率が高い
イラスト入りの視覚的にも理解しやすいテキストを使うことに加え、1等学科試験合格講師が自身の受験経験を踏まえ、学科試験に出題されそうな個所を重点的に逐条解説することで、受験者の合格率が90%以上となっています。
2 国家資格取得に要する手続きが簡単
国家資格書が手元に届くまで、試験に合格することの他に多くの手続きが必要です。ご自分の各種アカウント取得申込、受験申込、各種手数料納付、国家資格書発行申請等ステップを踏みながら進めていきます。およそ15工程ほどになります。
多くの方にとっては初めての体験となるので、飛行練習ではないところで、たくさんの時間を掛けて、関連するマニュアルを読み込み、進めることとなり、かなりめんどうです。
当スクールでは、ご本人に代わって申請手続きを無料で行うサービスをしているので、煩雑な事務手続きに煩わされることなく、国家資格が取得できます。
3 操舵に迷っているだけの無駄時間がなく、効率的に確実に上達できます。実地講習はツーマンコントロール(講師、受講者2人で1台のドローンを操縦)で
行います。一般的なスクールさんは、4舵全部(エルロン、エレベータ、ラダー、スロットル)の操縦機能を一挙に受講者さんに与えるか、与えないかを切替えて講習しまが、当スクールは、受講者さんに与える舵を1舵ずつ選択できるシステムなので、他の舵は講師がサポートし、上達を助けます。受講者さんは、操舵の迷いがなく、確実に効率よく飛行技量が上達します。
4 基本資格、目的外資格が同時に取得できます。
業務で飛行するときは、遠くにも飛ばすことが多いので、基本資格のみでは不十分で、モニターを見ながら操縦する目視外資格が必須となります。当スクールは、基本資格(30m未満、DID、日中、25kg未満)と目視外資格(モニター画面による飛行)を同時に取得できますので、後日、追加で目視外資格を取得するというような、時間と費用が無駄にかかることが無く、国家資格を取得できます。
安心して受講ができますね!また御社ドローンスクールには、どのような方が多く受講していますか?(利用者の年代や性別など)
弊社スクールは、国家資格を取得して自身の業務に生かしたいと考えている方々が多く受講しています。
企業の方々や、役所の方々です。
個人の方でも、動画を撮影編集し、ユーチューブにアップして楽しんでいる方もいらっしゃいます。
空中からの各種調査、景観の魅力発信、広い面積の全体把握等に生かすことで、ご自分の業務の強力なツールとして、活用されています。
ドローンを仕事に活用するツールとする場合、主に屋外での利活用が多いので、屋外自然環境で天候の変化を感じながら飛行体験ができ、国家資格取得後は、即戦力になりたいと考えている方々が多く受講されています。
ビジネスにどんどん活用されているようですね!なるほど!また青森県でドローンを飛ばすならここがお勧め!という場所はありますか?またその場所で飛ばす際の注意点も教えてください。
つがる市周辺、及びつがる市の西側、北側は、DID地区の適用外で、美しい自然景観がたくさんあります。状況によっては、カテゴリ1での飛行となりますので、より簡便な手続きで、飛ばすことができます。
弊社スクール飛行場も、DID地区にありますので、飛行練習するには、持ってこいの場所です。
スクール卒業後は、必要に応じて、飛行練習にご活用下さい。
カテゴリ1飛行は、特定飛行に該当しないので、①機体登録必要、②リモートID搭載必要、③目視飛行の時は飛行許可不要、④飛行計画通報不要、⑤飛行日誌の作成不要、
ではありますが、知らず知らずのうちに目視外飛行に移行してしまう場合があるので、事前に③については包括飛行許可申請を完了しておく、④については通報しておく、⑤については飛行後記載する。ことを怠らないようにしてほしいと思います。
卒業後は練習場として利用ができるのですね!また御社ドローンスクールのを受講しようか考えている方へ一言
1 受講者様が学科試験に合格できるよう、丁寧に、かつ試験に出そうなところを特に重点的に講習をさせていただいております。
2 ドローンは、ツールとして便利な反面、墜落や、操縦不能等になった場合、他者に被害をもたらします。このため、いくつかの義務手続きを行った上で飛行させることになります。
この義務手続きを怠った時、「知らなかったから・・・」では通らず、罰金刑や、逮捕案件となってしまいます。
受講者様には、このような不幸に見舞われないよう、しっかり身に付けていただくよう講習しています。
3 実技講師は、マルチローターが、まだ世になく、ラジコン飛行機、ヘリコプターの時代から、飛行操縦を実践し、また初学者に飛行指導をしてきており、その上で、ドローン操縦の講師となっています。国交省のガイドライン、及び学科試験では、マルチローターだけでなく、飛行機、ヘリコプターに関する知識も求められております。ガイドラインに則った講習の他、豊富な経験値から得られた知見を有益な情報として受講者様にお伝えできることもあろうかと思います。
細かい点まで教えていただけますね!ドローン×SDGsで未来の為に出来そうな事が何かあれば教えてください。
SDGsの17の目標の内、「持続可能な経済成長、雇用」の項目について、貢献できる
ものとして、
① 農業用ドローンの活用があると思います。
農業の分野では、少子化等による後継者不足、就農者の高齢化による離農が続き、
担い手不足となっていますが、ドローンで空中散布することによって、改善に寄与できると思います。
② また、3Kの分野では、人間が現場業務に従事することで、持続可能性が危惧されますが、無人航空機を活用することで、高所作業、劣悪環境での作業、ストレスが大きい作業の改善に寄与できると思います。
確かにそうですね!ドローンの未来は明るいと思わされました!ありがとうございます!